3−3. 計測結果
1)計測?(その1)について
?動揺・人体反応計測スケジュール
?航路状況等
実験船「A丸」は、東京を22時30分出航、途中三宅島に寄港し、9時30分八丈島着予定の定期航路を運航している。乗客は島民、釣り客などであった。
実験当日の航路状況は、東京〜三宅島間は比較的穏やかであったが三宅島〜八丈島間では、黒潮上の通過と当日の気象状況によりかなりの揺れ(波高2〜4m)があり、被験者及び計測者に嘔吐感をもよおす者があった。
人体反応の計測室は、4人部屋で設備として2段ベット、ソファー、テーブル、テレビが備え付けられていた。被験者には、リラックスした状態で過ごすよう指示した。
一般乗客に対する乗り心地のアンケート調査は、大阪府立大学工学部海洋システム工学科作成の評定用紙により行った。なお、アンケートの主旨は船内アナウンスにより理解させた。
アンケート回収数 計84名
東京〜三宅島 51名
三宅島〜八丈島 33名
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